薬剤師が漢方を学ぶなら資格は必要?漢方薬・生薬認定薬剤師の取り方・転職での活かし方【2026年】

「漢方に強い薬剤師になるには資格が必要?」
「漢方薬・生薬認定薬剤師ってどうやって取る?」
「資格を取れば漢方薬局へ転職しやすくなる?」
「漢方未経験なら、資格を取ってから転職した方がいい?」
結論からいうと、



漢方に関わる薬剤師求人へ応募するために、特定の漢方資格が必須とは限りません。
実際、2026年10月時点でも、ファルマスタッフには漢方未経験可・教育制度ありの求人が掲載されています。
一方で、
漢方を体系的に学び、
専門性を示したい薬剤師には、
「漢方薬・生薬認定薬剤師」
という認定制度があります。
これは日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が共同で運営する制度で、2025年9月末時点の認定薬剤師は3,781人です。
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- ●希望条件を細かく相談
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- 派遣・単発も比較しやすい
- ●派遣・紹介予定派遣・単発派遣など
- 働き方を比較しながら探せる
【結論】漢方資格は必須ではない。ただし「学んだ証明」としては使える


漢方薬局へ転職するために、
まず資格を取らなければいけない、
とは限りません。
現在の求人でも、
漢方未経験可
入社後研修あり
資格取得支援あり
という募集があります。
だから、
漢方へ転職したい薬剤師が、
「資格がないから応募できない」
と考える必要はありません。
一方、
漢方薬・生薬認定薬剤師のような資格を取ることで、
- 漢方薬
- 生薬
- 品質規格
- 処方
- 適正使用
- 薬用植物
などを体系的に学べます。
つまり、
資格は、
漢方薬局へ入るための入場券
というより、
漢方を継続して学んできたことを示す一つの材料
と考える方が近いです。
薬剤師が取れる代表的な漢方資格は?
薬剤師が漢方を学ぶうえで代表的なのが、
漢方薬・生薬認定薬剤師
です。
日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が共同で運営しています。
制度の目的は、
漢方薬・生薬について、
服薬指導や適正な取扱いなどの薬学的管理を的確に行える薬剤師を養成することです。
2025年9月末時点では、
3,781人
が認定されています。
漢方薬・生薬認定薬剤師になる方法


2026年度の制度では、
新規認定を受けるために、
大きく、
- 漢方薬・生薬研修会を受講
- 薬用植物園実習
- 試問
- 認定申請
という流れがあります。
研修会を受講する
漢方薬・生薬研修会では、
漢方薬・生薬について体系的に学びます。
制度案内では、
講義9回と、
薬用植物園実習1回を合わせた、
計10回の研修コースが示されています。
2026年度は、
座学研修またはインターネット研修を選び、
さらに薬用植物園実習を受ける方式です。
薬用植物園実習を受ける
漢方は、
エキス製剤の名称だけ覚えればいいものではありません。
生薬原料や植物について理解することも重要です。
そのため、
薬用植物園での実習があります。
実施要領では、
受験資格として、
研修会の出席率80%以上と、
薬用植物園実習レポートの提出・合格が必要とされています。
試問に合格する
研修修了後、
試問を受けます。
合格後、
PECSから新規認定申請を行います。
つまり、
研修を受けただけで自動的に認定されるわけではありません。
認定後も更新が必要
漢方薬・生薬認定薬剤師は、
一度取れば永久に有効、
という資格ではありません。
認定期間は、
3年間
です。
更新には、
3年間で漢方薬・生薬関連の研修を、
30単位以上
取得することなどが求められます。
さらに、
毎年一定単位を取得する条件もあります。
つまり、
漢方を継続して学ぶことを前提にした認定制度です。
漢方資格を取ると転職で有利になる?
ここは、
「資格を取れば必ず採用される」
とは言えません。
求人側が見るのは、
資格だけではないからです。
例えば漢方相談では、
- 患者との対話
- 症状の聞き取り
- 体質の理解
- 提案力
- 接客
- 継続フォロー
も重要です。
実際、2026年の漢方カウンセリング求人では、
資格の有無だけではなく、
コミュニケーション能力
や、
患者への寄り添いを重視する募集が確認できます。
だから、
漢方資格は、
専門性を示すプラス材料
にはなっても、
採用を保証するものではありません。
漢方未経験なら「資格を取ってから転職」が正解?


必ずしもそうではありません。
ここは順番が重要です。
漢方に興味があるから、
まず資格を取る。
数年勉強する。
その後求人を探す。
という方法もあります。
ただ、
実際には、
未経験可で、
入社後に漢方研修を受けられる求人があります。
ファルマスタッフでは、
中医学・鍼灸・カウンセリングなどの研修や、
3か月の実務研修を行う求人も掲載されています。
そのため、
漢方への転職を考えているなら、
資格取得と求人探しを同時に進める
方法もあります。
先に、
「資格なし・未経験でも入れる漢方求人があるか」
を確認する。
求人があるなら、
働きながら学ぶ。
求人が少ないなら、
資格取得で専門性を高める。
この順番の方が、
時間を無駄にしにくいです。
漢方求人については、
→ 漢方薬剤師の求人はある?未経験から働く方法・仕事内容・年収・求人の探し方【2026年】
でも詳しく解説しています。
資格より実務経験が重視されるケースもある


漢方薬局では、
資格だけではなく、
実際に、
- 漢方相談をした経験
- 煎じ調剤
- 刻み生薬
- OTC漢方
- 服薬指導
- カウンセリング
などを経験していることが評価される場合があります。
例えば、
ファルマスタッフには、
煎じ調剤・刻み漢方を扱い、
未経験から学べる求人があります。
このような職場で、
実際に漢方処方へ触れることは、
資格勉強だけでは得られない経験です。
そのため、
理想は、
資格+実務経験
です。
ただし最初から両方持っている必要はありません。
まず、
経験できる職場へ入り、
働きながら資格を取る方法もあります。
漢方資格を取るメリット
漢方を体系的に学べる
独学では、
知識が偏ることがあります。
漢方薬・生薬認定薬剤師では、
漢方処方だけでなく、
生薬、
品質、
薬用植物、
適正使用、
なども体系的に学びます。
患者へ説明しやすくなる
漢方薬は、
「自然由来だから安全」
というものではありません。
副作用、
相互作用、
用法、
生薬の特徴、
などを正しく説明する必要があります。
体系的な知識があることで、
服薬指導にも活かせます。
転職時に専門性を説明しやすい
履歴書・職務経歴書で、
「漢方に興味があります」
だけより、
認定資格や研修歴があれば、
どこまで学んできたのかを説明しやすくなります。
学び続ける習慣ができる
3年ごとの更新が必要なので、
資格取得後も継続して研修を受けます。
漢方分野を長く専門にしたい人には、
メリットになります。
漢方資格のデメリット・注意点
資格を取っても求人が急に増えるとは限らない
漢方専門求人そのものが、
一般的な調剤薬局求人より少ないため、
資格取得後に、
自宅近くで大量に求人が出るとは限りません。
勤務地を広げる必要がある場合もあります。
勉強時間が必要
講義、
実習、
試問、
さらに認定後の更新があります。
資格取得自体を目的にすると、
負担だけ増える可能性があります。
資格だけでは漢方相談は上達しない
漢方相談では、
知識だけでなく、
患者から情報を引き出す力も必要です。
求人では、
コミュニケーション能力を重視しているケースもあります。
つまり、
資格と実務経験の両方が重要です。
漢方薬剤師を目指すなら、資格より先に決めたいこと
どんな漢方業務をしたいか
一口に漢方といっても、
かなり違います。
例えば、
医療用漢方の調剤
がしたいのか。
煎じ薬・刻み生薬
を扱いたいのか。
漢方相談・カウンセリング
をしたいのか。
OTC漢方
を扱いたいのか。
ここで必要な経験が変わります。
漢方専門にするか、一般調剤も残すか
漢方だけを専門にすると、
求人の幅が狭くなることがあります。
一方、
一般調剤+漢方なら、
通常の薬剤師経験を維持しながら、
漢方経験も積めます。
特に未経験なら、
最初は、
一般調剤+漢方
から入る方法もあります。
転職と資格取得をどちらから始めるか
おすすめは、
まず求人を確認することです。
未経験可の求人があり、
研修制度も整っているなら、
転職後に資格取得を目指せます。
逆に、
希望地域に求人がほぼないなら、
資格取得で専門性を高めながら探す方法もあります。
漢方資格を活かせる求人の探し方
「漢方」だけで検索しない
検索ワードを広げます。
例えば、
- 漢方
- 生薬
- 煎じ
- 刻み
- 漢方相談
- OTC
- 中医学
です。
求人票によっては、
タイトルに「漢方」と書かれていなくても、
仕事内容に漢方処方が含まれることがあります。
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資格手当の有無も確認する
求人によっては、
認定資格に対して、
資格手当がある場合があります。
2026年のファルマスタッフ求人でも、
漢方に関われる求人で、
資格手当ありとする募集が確認できます。
ただし、
どの資格が手当対象かは求人ごとに確認してください。
資格取得支援のある職場を探す
未経験から漢方へ行くなら、
資格取得支援のある職場を選ぶ方法もあります。
現在の求人でも、
国際中医師などの資格取得を支援する求人が掲載されています。
ただし、
こうした民間資格と、
漢方薬・生薬認定薬剤師は、
運営団体・制度が異なります。
名称だけで判断せず、
誰が認定している資格なのか
を確認してください。
漢方資格を取りたい薬剤師におすすめの転職サービスTOP3


漢方資格を活かして転職したい場合、
重要なのは、
「資格を持っている人向け求人」
だけを探すことではありません。
むしろ、
資格取得前から漢方経験を積める求人を見つけること
が重要です。
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1位|ファルマスタッフ
漢方を仕事にしたいなら、
最初に確認したいのがファルマスタッフです。
2026年10月時点でも、
- 漢方未経験可
- 漢方カウンセリング
- 煎じ調剤
- 刻み漢方
- 教育制度あり
- 資格取得支援
- 認定薬剤師取得支援
などの求人が実際に確認できます。
担当者には、
「漢方薬・生薬認定薬剤師を目指しています」
だけではなく、
「資格取得前から漢方経験を積める職場を探しています」
「煎じや刻み生薬も経験したいです」
「未経験なので研修制度がある職場を希望します」
と伝える方が、
求人を探しやすくなります。
資格を取ってから動くのではなく、
働きながら資格と経験を両方取る
求人があるか確認する使い方です。
2位|お仕事ラボ
2社目はお仕事ラボです。
漢方求人だけでなく、
- 勤務地
- 正社員
- 勤務時間
- 年収
- 教育制度
まで条件を組み合わせて探したい人の比較先です。
例えば、
「漢方に関われる」
だけでなく、
「残業少なめ」
「通勤45分以内」
「年収500万円以上」
など、
働き方まで合わせて相談します。
3位|アプロ・ドットコム
3社目はアプロ・ドットコムです。
漢方求人は一般的な調剤求人より母数が少ないため、
1社だけで探して、
「求人がない」
と判断しない方がいいです。
ファルマスタッフと同じ条件を伝えて、
紹介可能な求人を比較します。
転職前に確認したい7項目
漢方資格を活かしたいなら、
求人票で次を確認します。
1.漢方処方の割合
求人名に漢方と書いてあっても、
実際の取扱い件数が少ない場合があります。
2.煎じ・刻み生薬を扱うか
本格的な漢方経験を積みたいなら重要です。
3.漢方相談を担当できるか
調剤だけなのか、
患者へのカウンセリングまで行うのかを確認します。
4.未経験者への研修
OJT、
勉強会、
外部研修、
資格取得支援、
などを確認します。
5.資格手当
認定資格が給与へ反映されるか確認します。
6.一般調剤との割合
漢方だけではなく、
一般調剤経験も維持したい人には重要です。
7.資格取得後のキャリア
資格取得後に、
漢方相談担当、
教育担当、
管理薬剤師、
などへ進めるのか確認します。
求人そのものの見極め方は、
→ 薬剤師転職の選び方|失敗・後悔しない求人と転職サイトの見極め方【2026年】
でも詳しく解説しています。
漢方資格を取ってから転職するべき人
次のような人は、
先に資格取得を進める方法もあります。
- 今すぐ転職する予定はない
- 現職で漢方処方を扱っている
- 学びながら転職時期を待ちたい
- 将来的に漢方専門薬局へ行きたい
- 専門性を明確にしたい
現在の職場で経験を積めるなら、
働きながら資格取得を進める方法があります。
先に求人を探した方がいい人
逆に、
- 現職では漢方を全く扱わない
- 漢方経験を早く積みたい
- 未経験可求人があるなら転職したい
- 資格取得支援のある職場へ行きたい
- どんな漢方仕事があるのか分からない
という人は、
資格取得前に求人を確認
した方がいいです。
求人を見ることで、
「資格より実務経験が必要なのか」
「未経験でも入れるのか」
「どの資格を評価しているのか」
が分かります。
転職そのものが不安な人は、
→ 薬剤師の転職は厳しい?転職しにくい人の特徴・年代別・成功する条件【2026年】
も確認してください。
新卒から漢方薬剤師を目指す場合
新卒の場合も、
必ず資格を取ってから就職する必要はありません。
むしろ、
新人研修や漢方教育のある職場を選び、
働きながら学ぶ方法があります。
就職先を見るときは、
- 漢方取扱い
- 新卒研修
- 資格取得支援
- 配属
- 一般調剤
- 漢方相談件数
を確認します。
新卒求人の探し方はこちら。
→ 新卒薬剤師の求人はどう探す?就職先・初任給・選び方とおすすめサービス【2026年】
漢方薬剤師の資格についてよくある質問
漢方薬局で働くには資格が必要ですか?
薬剤師として働くには薬剤師免許が必要ですが、
すべての漢方求人で、
特定の漢方資格が必須とは限りません。
2026年にも、
漢方未経験可の求人があります。
漢方薬・生薬認定薬剤師とは何ですか?
日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が共同で運営する認定制度です。
漢方薬・生薬について、
服薬指導や適正な取扱いなどの専門性を持つ薬剤師の養成を目的としています。
どうすれば取得できますか?
研修会を受講し、
薬用植物園実習などを修了したうえで、
試問に合格し、
認定申請を行います。
資格の有効期限はありますか?
あります。
認定期間は3年間です。
更新には、
漢方薬・生薬関連研修で所定の単位取得などが必要です。
資格を取れば年収は上がりますか?
必ず上がるとは限りません。
求人によっては資格手当がありますが、
年収は、
経験、
勤務地、
役職、
勤務時間、
雇用形態、
などでも変わります。
資格取得だけで年収アップを前提にしない方がいいです。
国際中医師と漢方薬・生薬認定薬剤師は同じですか?
同じ制度ではありません。
漢方薬・生薬認定薬剤師は、
日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が共同運営する制度です。
一方、
求人によっては、
国際中医師など別の資格取得を支援しているケースがあります。
資格名だけでなく、
運営団体・取得目的を確認してください。
資格を取る前に転職サービスへ相談してもいいですか?
問題ありません。
むしろ、
未経験可求人、
資格取得支援求人、
漢方経験を積める求人、
があるかを先に確認すると、
資格取得と転職の順番を決めやすくなります。
まとめ|漢方薬剤師は「資格を取ってから転職」だけが正解ではない
漢方を学びたい薬剤師にとって、
代表的な資格の一つが、
漢方薬・生薬認定薬剤師
です。
日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が共同で運営し、
研修、
薬用植物園実習、
試問、
認定申請、
という流れで取得します。
ただし、
漢方求人への応募に、
この資格が必須とは限りません。
2026年現在でも、
漢方未経験可・教育制度あり・資格取得支援あり
の求人があります。
\ 薬剤師求人はこの3社を比較 /
- 転職・派遣どちらも相談
- 個正社員・パート・派遣
- ●地域の求人をまとめて確認
- ●希望条件を細かく相談
- 正社員・パート・派遣
- 希望に合う求人を個別に提案
- 派遣・単発も比較しやすい
- ●派遣・紹介予定派遣・単発派遣など
- 働き方を比較しながら探せる
だから、
漢方を仕事にしたいなら、
最初に、
「資格を取る」
と決めるだけではなく、
未経験から経験を積める求人があるか
も確認してください。
1位|ファルマスタッフ
未経験から漢方経験を積める求人、
煎じ・刻み・カウンセリング、
資格取得支援のある求人まで確認したい人。
2位|お仕事ラボ
漢方だけでなく、
勤務時間・勤務地・年収まで合わせて求人を探したい人。
3位|アプロ・ドットコム
同じ希望条件で、
別の漢方関連求人や非公開求人も比較したい人。
資格を取ってから求人を探すのではなく、働きながら資格と経験を両方取れる職場がないか確認してから決めるのも一つの方法です。

